FC2ブログ

カボチャ畑でつかまへて

The Catcher in the Pumpkin
MENU
スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅録

霧島、難破したってよ。

293

何故、この樣な事態に陷つて居るのか…。
相棒のウィルソンと一緒に記憶を辿ってみることにしませう…。

288

あれは確かエイプリルフールの夜でした…。

私の所属する組合の長が遂にエフェリア帆船を完成させたので、大勢を招待しての盛大な観艦式が豫定されており、
私も騒ぎに紛れてこつそりと船の部品を盜む爲に參列致しました。
エフェリア帆船の完成にはたくさんの資材が必要な爲、普段からのこの樣な地道な努力が欠かせません。

290

開始時刻の10分前にはたくさんの人だかり、馬だかりが形成され、
流石組合を率ゐる長は人望があるなあと感心しておりましたが、
集團で楽器を演奏して騷音をたてる、大勢で麦酒を飲みその場で酩酊する等、宴会ならではの迷惑行為が行はれ、
真面目な私は何うして良いか分からず、只々酔い潰れた人の財布を盜む事しか出來ませんでした…。

嗚呼、あの時、私にもつと力があれば、船の板を剥がして持ち歸れたのに、悔やんでも悔やみきれません…。

294

地上で騷いだ後は皆でラット港へと向かふ豫定になつており、
大勢の方々に見送られながら威風堂々と新しい船に乗り込んだものの、
酩酊した組合長の御業により乘船から5秒で船が座礁。

にっちもさっちもたっちも行かなくなつた船を回収する為に、組合長は一度ベリア村へと戻り、そこから再び出港、
我々は他の船で一足先に港を出て、2年後にシャボンディ諸島で再開する約束をした後、涙の別れを遂げました。

292

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。