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カボチャ畑でつかまへて

The Catcher in the Pumpkin
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旅録

いつもの樣に留守の家から何か盜もうかな、と確認して廻つてゐたら、
タリフ村にも人々の集ふ酒場の樣な場所を見つけました。

おかしいな…この私が食堂を見落とす筈が…と思つたものの、調べて見れば料理やお酒どころか料理人の一人も居らず、
ただ人がテーブルの周りに集まつてゐるだけで、これでは私が氣附かなかつたのも仕方がありません。

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机の上には料理の代はりに難かしさうな(あくまで皆樣基準であつて、頭脳明晰な私には簡単に讀解くことが出來る内容の)
本が重ねてあつたり、未だに魔女の起こした惡事の影響による魔術書ブームが去つて居ない模様でした。
もしかするとPTAの集會場所なのかもしれません。魔女の出版物が引き起こす惡影響から子供達を守らうみたいな感じですね。

魔術で榮えてゐる村なのですし、子供達に自發的に興味を持たせる良い機会だとは思ふのですが、
ロックバンドでも音楽性の違いから解散したりする樣に、微妙に魔術の系統が違うのでせう。

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人間だけでなくルツム族やらシャイ族やらが国会中継よりも眞面目に議論を繰り廣げて居りましたが、
どうでも良いので早くその鹿を調理してテーブルに並べて頂きたいものでした。

仕方が無いので騷動の中心となつて居た本は、誰も見てゐない隙に私が持ち歸る事にしました。
これで村には平和が訪れ、テーブルには料理が訪れる筈です。
また1つ人々の抱へる問題を簡單に解決してしまひました…生まれ持つての癖と謂ふのは恐ろしいものです。

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